大学生になり、大学生活を楽しんでいたある日、突然祖父が亡くなったと連絡がありました。
大学に入学して3か月ほどで、喪服や礼服について何も考えていなかったのですが、
急遽必要になり、母に連れられて、近所のイトーヨーカドーに。
今まで入ったことのない売り場に戸惑っていたところ、店員さんが声をかけてくださいました。
私はシンプルなものが好みだったので、そういったものの中から選んでいたところ、
やはり、頻繁に買い替えるものではないからシンプルなものがおススメとのことでした。
値段は1万5千円くらいのものから10万円を超えるものまでいろいろあります。
そして、触ってみると生地の質感の違いや、同じ黒でも黒さの深みが違います。
遠くからみるとあまり違いを感じなかったですが、こうしたところに値段の違いがでるんだなと感じました。
母も違いを感じたようで、安いものは生地もそれなりで安っぽく見えるとのこと。
3万5千円くらいのものの中から選ぶことになりました。
買いに行ったのは7月だったのですが、販売されているものはすべてジャケットがついていました。
半袖にジャケットを羽織るという感じです。
店員さんによると、年間を通して着用できるようにこうしたデザインが良いとのこと。
急遽買うことになったとはいえ、高い買い物です。
長く使える方がよいので、半袖のワンピースにジャケットがついたタイプにすることにしました。
喪服ワンピースにすることで、多少体形の変化があっても、対応できるかなと考えました。
次は靴です。
靴はリボンがついたものなど、ちょっとしたデザインの違いがありましたが、
やはりシンプルが一番とのこと。
飾りのないシンプルな黒のパンプスを購入することになりました。
祖父の通夜、葬儀にはとりあえず上記に購入したものを身に着け、参列しました。
その後、真珠のピアスとネックレスを母にプレゼントしてもらいました。
喪服だけだと全身真っ黒で、寂し気でしたが、真珠を一緒に身に着けることで、
きちんとした印象になり、とても重宝しています。